トップページ > NEXIでのキャリア > 2005年入社 経済学部卒 審査部 審査グループ 高須賀 友博
NEXIだからこそ可能な
海外取引のリスクヘッジで
日本企業の果敢な挑戦を
後押しする
2005年入社 経済学部卒
審査部 審査グループ長
高須賀 友博 Tomohiro Takasuga

CAREER STEP 入社から今日までのキャリア

※所属部署名・役職はインタビュー当時のものです。

  • 2005年
    営業第一部 市場開拓グループへ配属

    輸出保険の引受業務を担当。

  • 2006年
    総務部 システム開発・統計グループへ異動

    貿易保険の新たなシステム開発を担当。

  • 2007年
    営業第二部 石油・天然ガスグループへ異動

    エネルギー案件に係る融資保険の
    引受業務を担当。

  • 2011年
    総務部へ異動

    貿易保険法の改正を担当。
    (途中約1年間、経済産業省
    貿易保険課(当時)にて業務を実施)

  • 2013年4月
    パリ事務所へ赴任

    OECD・パリクラブ・Berne Union等の
    国際会議対応及び、海外プロジェクトの
    組成支援等を担当。

  • 2016年4月
    営業第二部 インフラストラクチャーグループへ異動

    グループ長として、鉄道・航空・衛星等の
    インフラ案件に係る国際ファイナンス業務を担当。

  • 2019年5月
    審査部 審査グループへ異動

  • 現在に至る

CHAPTER 01

相互扶助の考え方に共感して保険業界に就職
海外取引において生ずるリスクをカバーするNEXIに活躍の場を移す

学生時代から保険業界を志望しており、前職ではNEXIと同種の貿易に関わる保険を取り扱う外資保険ブローカーで働き、企業の倒産確率をもとに、どの保険プログラムが最適かをお客様にアドバイスする業務に従事していました。金融工学に基づいた業務は刺激的でしたが、ブローカーはあくまでアドバイザリー業務を行うので、自社の保険商品は持っていません。リスクを分析した上で、お客様に代わってリスクを取るリスクテイカーとしての保険会社に関心を持ちNEXIに転職しました。

CHAPTER 02

新規案件の保険引受や既存契約の内容変更について
高度な専門性を駆使しながら引受可否を判断

お客様の相談を受けた営業部からの審査依頼に基づいて案件ごとのリスクを分析し、新規保険引受や既存保険契約の内容変更についてNEXIとしての引受可否を審査するのが、所属する審査グループのミッションです。リスク審査の結果、引受可能と判断した場合は、部長や担当役員、社長、取締役会などに審査結果を報告し、最終判断を仰ぎます。

CHAPTER 03

NEXIでしか対応できない――
この独自性がNEXIで働く魅力

貿易保険は、日本企業の輸出入や海外への投資・融資といった対外取引において生ずる民間保険では救済できないリスクをカバーする保険です。アジア通貨危機や中南米経済危機、リーマンショック、新型コロナウィルスによる世界的な経済の混乱時など、企業がリスクを取ることが難しい状況下でも、私たちNEXIが貿易保険を提供することで、お客様は安心して取引を行うことができます。NEXIは日本で貿易保険を提供する唯一の政府系機関であることから、「NEXIだからこそ支援できる」「NEXIにしか支援できない」という独自性を実感できる点が、NEXIで働く魅力だと思います。また、過去には経済産業省の方々とともに、内閣法制局、財務省、金融庁などの関係省庁との調整を経て貿易保険法の改正に従事したことがあります。法改正を通じて、日本企業の海外展開をより一層支援できるように貿易制度を改善したことも、NEXIの職員ならではの経験だったと思います。

CHAPTER 04

急速に変化する世界情勢に対応しながら
次世代のNEXIや日本企業を支えて欲しい

私が社会人になってから約20年経過しましたが、この間、日本や世界を取り巻く環境は大きく変化し、貿易保険の重要性や存在意義を改めて実感する場面に幾度も遭遇しました。昨今では変化のスピードは一層加速しており、学生のみなさんが社会人になった後の世界は、より目まぐるしく変わっていくはずです。これからの時代においては、環境に応じて素早く柔軟に変わることが求められると思います。変化を恐れず、何事にも果敢に挑戦できるような方に仲間になっていただき、次世代のNEXIや日本企業を支えて欲しいと願っています。

WORK CORRELATION DIAGRAM

NEXI TOPICS

01

LEADイニシアティブを創設いたしました

2020年12月、NEXIは「LEADイニシアティブ」を創設しました。気候変動対策やデジタル分野等における産業競争力向上、外国政府・外国企業との国際連携、社会課題解決やSDGs達成に貢献する案件については、先導性要素(LEADエレメント)を認定し、積極的に融資保険を引き受けていきます。

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02

新型コロナウイルス感染症に関して
取組みを強化しています

NEXIはコロナ禍における貿易保険の取組みを強化しています。基本方針として、新型コロナウイルス感染症に関連する損失を保険金支払の対象とすることなどを明確化するとともに、新たな対応として、日本企業の海外子会社の運転資金調達支援や医療関連物資の輸入支援などにも積極的に取り組んでいます。

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03

世界各国で幅広い分野の
プロジェクトを支援しています

NEXIは世界各国で日本企業が取り組むプロジェクトについて、貿易保険を通じて支援しています。その分野は多岐に亘り、日本製品が使用されるインフラ関連事業から、日本への資源・食糧の安定供給に資する事業、世界規模でカーボンニュートラル・脱炭素化に資する再生可能エネルギー事業にまで及びます。NEXIは今後も、事業環境の変化を機敏に捉え、日本企業の多様なニーズに高い専門性をもって応えていきます。

アニュアルレポート2023

04

中堅・中小企業の海外展開を
積極的に支援しています

NEXIでは海外での大規模プロジェクトのみならず、中堅・中小企業の海外展開についても貿易保険で積極的に支援しています。中小企業基本法上の中小企業は、企業数にして日本の99.7%を占めるといわれており、こうした中小企業の海外への市場拡大を支援することは日本経済の成長を支える上で不可欠な取組みです。NEXIは中堅・中小企業や農林水産業を営む方々向けの専用商品(中小企業・農林水産業輸出代金保険)をはじめ、様々な支援メニューで企業ごとに異なるニーズに応えています。

アニュアルレポート2023

05

国内外の関連機関との連携を
拡大しています

国際化・ボーダレス化する日本企業の様々なビジネスニーズに迅速かつ的確に対応するため、NEXIは全世界の約90の関係機関との間で目的に応じた協力関係を構築しています。また、国内では、中堅・中小企業や農林水産業を営む方々の海外展開支援を積極的に進めるため、全国で100を超える地方銀行・信用金庫、農林水産業関係機関等と「中堅・中小企業海外展開支援ネットワーク」を構築しています。こうした国内のネットワークにおける連携により、NEXIの国内拠点は東京・大阪の2か所ながら2020年度には530社を超える中堅・中小企業が貿易保険を利用しています。

アニュアルレポート2023