「キーワードで知るNEXIの魅力」は、NEXIの特長・強みなどをキーワードから解説するコンテンツです。
気になるキーワードをクリックすると解説がご覧いただけます。
日本における貿易保険制度は、輸出振興という政策的見地から、1950年に日本政府により創設されました。以降50年間にわたり、貿易保険事業は政府により運営され、日本の企業の輸出拡大と海外展開に大きく貢献してきました。2001年にはNEXIが設立され、以降は政府とも連携しつつ独立して貿易保険事業を運営しています。
NEXIは100%政府出資の特殊会社です。国際情勢の悪化や通貨危機などにより保険事故が増加しても保険金を確実に支払うため、万が一の場合には政府が必要な財政上の措置を講ずるとされ、その安定性とキャパシティーの大きさが強みとなっています。
国際化・ボーダーレス化する日本企業の様々なビジネスニーズに対応するため、NEXIは世界約90の政府機関・国際機関・輸出信用機関機関（ECA）等との間で協力関係を構築しています。
未だ改善の余地がある数字ながら、厚生労働省調査による役職別管理職に占める女性割合（企業規模100名以上）の課長級に占める比率平均10.1％と比べ、大きく上回る比率となっており、男女関係なく活躍できる環境が整っていると言えます。なお、職員全体の女性比率は43%となっています。
NEXIは従業員数約200名の組織ながら年間の保険引受額は約7兆円にのぼります。貿易保険は民間企業では引き受けられないリスクをカバーしており、貿易保険がつかなければプロジェクトやビジネスが頓挫してしまうこともあるため、「最後の砦（ラスト・リゾート）」とも呼ばれます。
NEXIは日本で唯一の貿易保険事業を担う公的機関です。NEXIは、日本企業が参画するインフラプロジェクトや、資源・エネルギー・食糧の安定供給に資するビジネスを積極的に支援するとともに、政府が掲げる中堅・中小企業の製品や農林水産物の輸出を後押しすることなどを通じて、政府の政策実現にも貢献しています。
NEXIはインフラプロジェクト等に参画する日本企業のビジネスを積極的に支援するとともに、政府が掲げる中堅・中小企業の製品や農林水産物の輸出を後押しすることなどを通じて、政府の政策実現に貢献します。
貿易保険は、日本企業が行う輸出入・海外投資あるいは融資といった対外取引において、輸出不能や代金回収不能、投資先企業の事業休止等に伴うリスクをカバーする公的な保険です。NEXIが支援するのはすべて海外関連のビジネスであることから、NEXI職員は直接・間接的に国際的な業務に携わっています。
NEXIでは働きやすい職場環境の整備にも力を入れています。平均月残業時間は24.8時間となっているほか、年間の有給休暇消化日数の平均は10.3日で、有給休暇のほかにも年5日の夏季休暇や年末年始休暇などがあります。また、産休・育休・勤務時間短縮制度など子育てをしながら働く職員への支援制度も充実しています。各種制度を活用しながら、多くの職員が活躍しています。
