日本企業は製品の輸出だけでなく、海外でのプラント建設、社会インフラ整備や資源・エネルギー開発など、
取引ニーズを探り企業活動を行っています。
NEXIはこれらの企業活動に対し、案件相談やリスク審査、保険引受を行うことで、日本企業のビジネス成立に貢献しています。
また、万が一保険事故が発生した際には保険事故対応を行います。
NEXIでは多岐にわたる社内外の関係者と連携しこれらのビジネス支援を行っています。
組織と業務内容関係図
業務の流れ
民間保険によって救済することができない海外取引のリスクから日本企業を守り、日本企業の海外展開に貢献しています。
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1取引ニーズ
日本企業は、製品の輸出だけでなく、海外でのプラント建設、社会インフラ整備や資源・エネルギー開発など、国際的な事業活動に活発に取り組んでいます。国際的な事業活動では、現地国での戦争・テロや経済破綻・代金不払いなどの多様なリスクに直面することがあります。
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2リスク対策・貿易保険の相談
海外取引に伴うリスクは極めて不確実性が高く、その損害も莫大な金額となる可能性が高いので、民間の通常の保険ではカバーすることができません。そのため、日本企業はこうしたリスクへの対策として貿易保険を利用すべく、NEXIに保険利用のご相談をします。
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3保険引受
NEXIではご相談を受けた案件について、営業部が審査部と連携し、カントリーリスクやバイヤー(契約の相手方)リスク等の審査を行い、保険を引き受けます。
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4ビジネス成立
NEXIの貿易保険が付保されたことで日本企業は安心してビジネスを進めることができます。保険がかからなければビジネスが頓挫してしまうこともあり、NEXIの貿易保険がラストリゾート(最後の砦)と言われる所以です。
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5保険事故対応
万が一、保険の事故が発生した場合、債権業務部が損失発生以降の案件管理、保険金請求後の査定、保険金の支払いを行います。また、海外の債務者に対する保険金回収に関する業務も行います。
NEXIの部門紹介
日本貿易保険(NEXI)は大きく分類して13の部門で構成され、部門ごとにお客様へのサービス向上、引受リスクの拡大を目指しています。それぞれの部門の仕事を、社員一人ひとりが使命を持って取り組み、日本企業が安心して対外取引を行えるように支援を日々続けています。
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営業第一部
輸出取引や投資の保険契約に係る営業や引受等、フロントオフィス業務に加えて、中堅・中小企業支援及び地銀等関係金融機関との連携を行っています。
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営業第二部
日本品等を購入する海外企業や海外のプロジェクトファイナンス等の案件に対して、民間金融機関による融資の保険契約に係る営業や引受等、フロントオフィス業務を行っています。
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債権業務部
保険事故発生以降のモニタリング、査定及び保険金の支払いを行います。また、保険金請求以降の保険金回収に関する業務も行っています。
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審査部
保険引受の審査のほか、海外商社・銀行に対する与信管理及び格付け、カントリーリスクの調査や、環境ガイドライン等に基づいた業務を行います。
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大阪支店
輸出取引の保険契約に係る営業や引受等、フロントオフィス業務に加えて、中堅・中小企業支援及び地銀等関係金融機関との連携を行っています。
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海外支店・海外事務所
シンガポール、パリ、ニューヨーク、に拠点があります。貿易保険制度の広報や、各国の政治経済動向等の調査、政府・貿易保険機関・金融機関や日系企業とのネットワーク構築等、案件引受の側面支援を行っています。
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総務部・人事部・業務部
人事や調達等の総務のほか、保険証券及び請求書の作成・発行等、保険業務のバックオフィス業務を行うことで、法人運営のサポートをしています。
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企画部
経営戦略や貿易保険制度の企画立案、海外の関係機関等との協力に関する業務、国際会議対応等を行うことで、顧客サービスのさらなる向上を実現させます。
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コーポレートガバナンス部
NEXIの統合的リスク管理(資金計画・管理・運用等、 内部統制・コンプライアンス推進等)に関する業務を行っています。また、法務に関する業務も行うことで、法人経営の健全性を保っています。
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システム部
業務プロセスの設計・管理、法人の情報化推進、貿易保険情報システム対応を行うことで、効率的な法人運営をサポートしています。