貿易保険の国際ルール

BU組織概要・会合

ベルン・ユニオンとは

正式名称
The International Union of Credit & Investment Insurers
(国際輸出信用保険機構)
通称
Berne Union (BU)

世界各国の輸出保険機関等(ECAs)が輸出信用保険の健全な発展を目指し、保険に関する共通問題について相互に情報交換を行う場です。 輸出信用保険分野において国際的に権威のある機構となっています。

ベルン・ユニオンの誕生

1934年、イギリス、フランス、イタリア、スペインの4ヵ国の輸出信用機関により、情報交換の場として設立されました。ベルン・ユニオンと呼ばれるのは設立会合がスイスのベルンで開催されたことに由来しています。(現在、事務局はロンドンにあり、スイス法人として組織されています。)

ベルン・ユニオンの参加メンバー

ベルン・ユニオンへの加盟機関は83機関(2018年5月時点)で、この中には各国の輸出信用機関(EDC、Ksure、SINOSURE、UKEF、US Ex-Im等)のほか、民間保険会社(AIG、ZURICH、XL Catlin等)も含まれています。我が国は、1970年5月に当時の通商産業省貿易保険課(EID/MITI)が加盟し、現在はNEXIがその地位を引継いでおります。

ベルン・ユニオンの目的

  1. 輸出信用保険の健全な慣行の国際的受入れ及び国際貿易にかかる信用条件原則の確立並びに維持。
  2. 投資家及び投資受入国双方にとって利益となる投資保険供与のために協力することによって、海外投資保険の健全な原則の維持及び良好な投資環境の醸成。
  3. 輸出信用保険にかかる非常危険と信用危険双方、並びに海外投資保険にかかる非常危険等に関する情報交換、支援、専門技術及び助言の提供。

ベルン・ユニオンの具体的な活動

主要な会合として、秋の年次総会(Annual General Meeting)と春の春季会合(Spring Meeting)が開催されています。総会の他、運営委員会等の各種委員会が開催されており、日本は1972年以降運営委員会のメンバーとなっています。その際には、短期輸出保険委員会、中長期輸出保険委員会、投資保険委員会、プラハクラブ委員会の4つの委員会が開催されることになっており、それぞれ委員会に所属するメンバーが専門的見地から議論を行っています。その他具体的なテーマを議論するため、セミナーワークショップも年数回開催しています。

(具体的活動内容)

  1. 健全な輸出信用条件の調整
  2. 特定貨物についての輸出信用条件の整備
  3. 特定市場についての市場分析、特定の国に関する保険引受方針についての意見交換
  4. 海外の特定バイヤーの信用状態等に関する情報交換
  5. 輸出保険の引受上の技術的諸問題についての研究等

組織

1. 議長、副議長

議長 Mr. Topi Vesteri (Finnvera フィンランド)
副議長 Mr. Mandisi Nkuhlu (ECIC SA 南アフリカ)

※2007年10月のニューデリー総会以降2009年10月のソウル総会まで、NEXIの今野理事長(当時)が議長を務めました。

2. 運営委員会

構成: 議長、副議長、4委員会の議長及び13機関(6つの機関は、短期委員会、中長期委員会、投資委員会の3委員会からそれぞれ最大の2機関として選出。残りの7機関は、2年の任期のローテーションで選出されています。)

議長 Mr. Topi Vesteri (Finnvera フィンランド)
副議長 Mr. Mandisi Nkuhlu (ECIC SA 南アフリカ)
短期委員会議長 Ms. Verena Utzinger (SERV スイス)
中長期委員会議長 Mr. Hendrik Holdefleiss (Euler Hermes ドイツ)
投資委員会議長 Ms. Christina Westholm-Schroder (SOVEREIGN バミューダ諸島)
プラハクラブ委員会議長 Mr. Danilo Ćirković (AOFI セルビア)

以上

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