2015年度決算の概要
1. 損益計算書
・経常収益
2015年度は、19,355百万円を計上し、前年度比4,009百万円減(17.2%減)となりました。これは、資源価格の低迷等の影響を受け資源開発分野等における大型プロジェクトの引受が減少したこと等によるものです。
・経常費用
2015年度は、13,162百万円を計上し、前年度比2,084百万円減(13.7%減)となりました。これは、主に中長期案件の引受減少により未経過保険料である責任準備金の繰入が前年度比5,272百万円減(61.1%減)となったこと等によるものです。
・経常利益
2015年度は、6,193百万円を計上し、前年度比1,925百万円減(23.7%減)となりました。
・特別利益/損失
2015年度は、被出資債権に関する利息収入及び貸倒引当金戻入により32,686百万円を計上し、前年度比15,506百万円増(90.3%増)となりました。特別損失は、前年度より為替差損の計上が多かったこと等により、706百万円を計上して前年度比664百万円増(1581.0%増)となりました。
・当期総利益
2015年度は、前年度比12,917百万円増(51.1%増)となる38,173百万円の当期総利益を計上しました。
2. 貸借対照表
・資産の部
2015年度末現在の資産残高は、454,285百万円を計上し、前年度比39,668百万円増(9.6%増)となりました。これは、現金及び預金が前年度比31,671百万円減(66.7%減)、有価証券が同61,652百万円増(21.1%増)、保険代位債権が同2,791百万円減(1.3%減)、保険代位債権等の評価額が同9,946百万円増(1.3%増)となったこと等によるものです。
・負債の部
2015年度末現在の負債合計は、54,422百万円を計上し、前年度比1,495百万円増(2.8%増)となりました。これは、支払備金が前年度比974百万円減(41.3%減)、責任準備金が前年度比3,363百万円増(10.6%増)、前受保険料が同1,168百万円減(17.4%減)等によるものです。
・純資産の部
2015年度末現在の純資産合計は、399,863百万円を計上し、前年度比38,173百万円増(10.6%増)となりました。
3. キャッシュ・フロー計算書
・業務活動によるキャッシュ・フロー
2015年度は、31,343百万円を計上し、前年度比3,571万円減となりました。これは保険料収入が少なかったこと、保険金支払が多かったこと等によるものです。
・投資活動によるキャッシュ・フロー
2015年度は、△27,942百万円を計上し、前年度比3,795百万円増となりました。これは、有価証券の取得による支出が増加したこと等によるものです。
2015年度 財務諸表
- 貸借対照表 (PDFファイル/94KB)
- 損益計算書 (PDFファイル/105KB)
- キャッシュフロー計算書 (PDFファイル/93KB)
- 行政サービス実施コスト計算書 (PDFファイル/95KB)
- 注記 (PDFファイル/320KB)
- 利益の処分に関する書類 (PDFファイル/81KB)
- 附属明細書 (PDFファイル/316KB)
- 決算報告書 (PDFファイル/121KB)
- 監査報告書 (PDFファイル/145KB)
- 監事による監査報告書 (PDFファイル/751KB)