秋田総務部上席参事役のベルン・ユニオン議長への選出について

　株式会社日本貿易保険（NEXI：代表取締役社長　黒田篤郎）の秋田祐一郎総務部上席参事役は、10月15日～17日にドイツのハンブルグで開催されている国際輸出信用保険機構（International Union of Credit & Investment Insurers: ベルン・ユニオン）の年次総会において、議長に選出されました。
　今年設立90周年を迎えるベルン・ユニオンの歴史において、NEXIから議長が選出されたのは、2007年に選出された今野理事長（当時）以降2回目です。
　秋田新議長は、Maëlia Dufour議長（フランス：Bpifrance Assurance Export）の後任として議長職を引き継ぎます。また、副議長にはRafael Docavo-Malvezzi氏（英国：AXA XL）が選出されました。
　秋田新議長は、議長選任に際しビジョンステイトメント”BU STRIDE: Sustainability Through Resilience, Innovation and Diversity for Empowerment”を発表し、世界情勢が厳しさを増す中にあっても、ベルン・ユニオンはSDGs、気候変動、エネルギートランジションなど世界的な社会課題解決に向けて、強靭性、革新性、多様性といったベルン・ユニオンの強みを活かしつつ、外部ステイクホルダーとの連携を強化し、課題解決に貢献する決意を表明しました。

（NEXI撮影）

（参考）ベルン・ユニオンについて
　1934年に設置された各国の輸出信用保険機関が加盟している国際機関で、貿易保険に関する共通問題を相互に情報交換をする場となっています。
　設立会合がスイスのベルンで開催されたことから通称、ベルン・ユニオンと言われています。現在の加盟メンバーは、84機関にのぼり、世界各国の政府輸出信用機関や民間の貿易保険会社、国際機関が含まれます。
　2023年のメンバー全体の短期・中長期保険及び政治リスク保険の新規引受合計額は、約3.0兆ドル（約423兆円）となっています。
　我が国は、1970年5月に当時の通商産業省貿易保険課（EID／METI）が加盟し、2001年からNEXIがその地位を引き継いでいます。
（加盟機関リストを含め、詳細については、当ホームページの「BU組織概要・会合」をご参照ください。）

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