低炭素アルミニウム分野のサプライチェーン強靱化に向けた協力関係強化に係るALBRAS社等との覚書の締結について

　株式会社日本貿易保険（NEXI：代表取締役社長　黒田　篤郎）は、ALBRAS – Alumínio Brasileiro S.A.（以下、ALBRAS社）、日本アマゾンアルミニウム株式会社（以下、NAAC）、株式会社国際協力銀行および株式会社三菱UFJ銀行との間で、協力覚書を締結しました。

　本覚書は、3月26日に東京で開催された「日・ブラジル経済フォーラム」において、石破内閣総理大臣および来日中のルーラ・ブラジル大統領ご臨席の下、各社の代表者と弊社の黒田篤郎代表取締役社長が登壇し、発表したものです。

　ALBRAS社はブラジル連邦共和国パラ州において水力・再生可能エネルギー電源を利用した低炭素アルミニウムを生産しており、同社の49%の株式を保有するNAACを通じて、生産される低炭素アルミニウムの一部を日本向けに供給しています。

　本覚書は、サプライチェーン強靱化および脱炭素化の観点から、日本にとっての低炭素アルミニウムの戦略的重要性に係る認識を共有し、ALBRAS社による低炭素アルミニウムの日本向け長期安定供給を確保する観点から、同社の潜在的な資金ニーズへの支援可能性の検討を含め、関係者間での情報交換を促進するものです。

　NEXIは、今後も日本の政策金融機関として、我が国の資源エネルギーの安定供給確保や、本邦企業のカーボンニュートラルの実現に向けた取組を積極的に支援してまいります。

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