機関投資家資金呼び込みのためのインフラファンド及びプロジェクトボンド活用スキームについて
株式会社日本貿易保険
株式会社日本貿易保険(NEXI:代表取締役社長 黒田篤郎)は、世界の膨大なインフラ投資需要に対応するための多様な資金源の確保の観点から、機関投資家を含めた新たな資金提供者を呼び込むことを目的とし、13の金融機関との間で覚書を締結し1、具体的なスキームの協議を続けてまいりました。
機関投資家呼び込みのための新たなスキームは以下のインフラファンド、プロジェクトボンドの2点です。今後これらのスキームを活用しながら、機関投資家呼び込みのための支援を積極的に行ってまいります。
インフラファンド
近年、機関投資家の資金の受け皿としてインフラファンドが組成され、インフラプロジェクトに様々な形で参画する事例が増えています。NEXIは、民間銀行と協力し、このような機関投資家が資金を拠出するインフラファンドによるプロジェクトへの資金供給についても保険でサポートいたします。
プロジェクトボンド
昨今、インフラプロジェクトでは、従来の融資による資金調達のみならず、債券 (プロジェクトボンド) を発行することで資金調達の多様化が図られています。NEXIは、このようなプロジェクトボンドの受け手である機関投資家に対して、民間銀行とも協力しながら、プロジェクトボンドの引受が円滑になされるよう保険でサポートいたします。
【機関投資家による資金拠出のイメージ】
対象保険種:貿易代金貸付保険、海外事業資金貸付保険(劣後ローン特約付きの場合を除く)
NEXIは、今後とも民間銀行と協力し、引き続き様々なファイナンススキームを通じて、海外のインフラプロジェクトを支援してまいります。
(制度に係るお問い合わせ先)
企画室 制度・法務グループ Tel:03-3512-7655
(個別案件に係るお問い合わせ先)
営業第二部 管理グループ Tel:03-3512-7675
1 2019年6月10日プレスリリースhttps://www.nexi.go.jp/topics/newsrelease/2019060701.html