タンザニア向けコマツ製建設機械輸出案件(東・南アフリカ貿易開発銀行向け輸出クレジットライン利用・融資保険の引受)
2017年6月29日
株式会社日本貿易保険
株式会社日本貿易保険(NEXI:代表取締役社長 板東一彦)は、タンザニア法人Vehicle and Equipment Leasing Limited(Vaell)が、コマツから建設機械を購入する資金に係る融資について、保険の引受を決定いたしました。
NEXIは、2016年8月にケニア・ナイロビで開催された第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)において、アフリカの地域開発金融機関である東・南アフリカ貿易開発銀行(Eastern and Southern African Trade and Development Bank)に対し輸出クレジットライン12を設定しておりますが、本件はその輸出クレジットラインの下で引受を行う第一号案件となります。
融資は民間金融機関と株式会社国際協力銀行の協調融資(協調融資総額728万米ドル)により行われ、NEXIは協調融資のうち、株式会社三井住友銀行の融資額364万米ドルに対して、融資保険を適用します。
NEXIは、今後も日本の政策金融機関として、本邦企業による輸出を積極的に支援していく方針です。
被保険者 | 株式会社三井住友銀行 |
保険価額 | 364万米ドル |
てん補範囲・付保率 | 非常危険100%、信用危険100% |
お問い合わせ先
営業第二部 インフラストラクチャーグループ
Tel: 03-3512-7674
1 輸出クレジットラインは、輸出金融の一形態であり、日本からの設備等の輸出を促進するため、あらかじめ一定金額の融資枠を設けておくものです。
2 本輸出クレジットラインの設定については、2016年8月29日付けトピックス(ニュースリリース)をご覧ください。