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環境への取組

Q.環境レビューにおける環境社会配慮確認の判断基準はどうなっていますか。

A.

環境社会配慮確認においては、プロジェクト実施国の政府 (地方政府を含む) が定めた環境に関する法令や基準を遵守しているかを確認するとともに、国際的基準についても以下の基準と適合しているかどうか確認しています。
・世界銀行の環境社会スタンダード(ESS)または国際金融公社(IFC)のパフォーマンススタンダード
・ただし、当該プロジェクトが(ⅰ)リミテッドリコースまたはノンリコースのプロジェクトファイナンス案件の場合、(ⅱ)プロジェクトファイナンス類似のストラクチャードファイナンス案件の場合、(ⅲ)プロジェクトの主要な部分を構成する他の金融機関がIFCのパフォーマンススタンダードを採用している場合及び(ⅳ)その他適切と認める場合には、IFCのパフォーマンススタンダード
また、世界銀行グループの環境・衛生・安全に関するガイドライン(EHSガイドライン)の関連部分が存在する場合は、当該関連部分と適合しているかを確認しています。ただし、これら基準のベンチマークとしての参照については、コモンアプローチを踏まえた対応を行います。
なお、日本貿易保険が適切と認める場合には、他の国際金融機関が定めた基準、その他の国際的に認知された基準、日本等の先進国が定めている基準またはグッドプラクティス等をベンチマークとして参照することとしています。
日本貿易保険の環境ガイドラインでは、「それらの基準やグッドプラクティス等と比較検討して大きな乖離がある場合には、その背景・理由等を確認するとともに、必要に応じ対応策を確認する」と規定しています。
(詳細は環境ガイドライン3.(3)参照)

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