Q.国際協力銀行の環境ガイドラインと共通のものにしないのですか。
A.
日本貿易保険の環境ガイドラインと国際協力銀行の環境ガイドラインはそれぞれの組織の業務の特性も踏まえつつ別々に制定され、2022年の改正においても同様にそれぞれ改正されましたが、いずれの場合もその内容は大きく異なるものにはなっていません。また、OECDコモンアプローチの中では輸出信用機関の間での情報共有も奨励されていることから、
- 1) 輸出者等への質問事項をまとめたスクリーニングフォーム及びセクター毎に確認すべき項目を列挙したチェックリストの共通化
- 2) 環境社会配慮に関する情報共有
- 3) 現地調査ミッションを可能な限り同時に派遣
- 4) 環境レビュー結果に関する意見交換
等に努めています。