|
|
|
|
|
地域 |
1999年度 |
2000年度 |
対前年度比(%) |
アジア |
102 |
155 |
52 |
北米 |
0 |
29 |
― |
中南米 |
580 |
475 |
▲18 |
欧州 |
93 |
124 |
33 |
中東 |
3 |
7 |
133 |
アフリカ |
67 |
62 |
▲7 |
オセアニア |
0 |
0 |
― |
合 計 |
845 |
853 |
1 |
|
2000年度の回収金は前年度の約845億円から約8億円増加し、約853億円(対前年度比1%増)となりました。このうち、信用危険分は約48.7億円(シェア5.7%)となり、太宗はリスケジュール等の非常危険に係わる回収となっています。
2000年度の回収金が、ピークを過ぎた中南米のパリクラブ・リスケジュールによる回収金の減少にもかかわらず増加している背景には、ロシア、フィリピンおよび米国からの回収の増加(ロシアからの回収金が約74百万円から約48億円に増加、フィリピンからの回収金が約81億円から約120億円に増加、米国からの回収金が約2百万円から約29億円に増加)があります。
地域別に見ると、アジアは、パリクラブ4次リスケ元本返済が始まったフィリピンからの回収が増加しています。
北米の急激な増加は、米国における大型信用保険事故案件の回収があったことによる一時的な回収増によります。
中南米の減少はアルゼンチン、ブラジルからの回収金の減少(アルゼンチンからの回収金が前年度約203億円から約142億円に減少、ブラジルからの回収金が前年度約260億円から約208億円に減少)によります。なお、メキシコからの回収(2000年度の回収金は約88億円)は2000年10月に終了しています。
欧州はパリクラブリスケ4次・5次の金利返済が始まったロシアからの回収が増加しています。
中東はシリアからの回収が前年度約1億円から約4億円に増加しています。
アフリカからの回収は大きく変わっていません。
オセアニアからの回収は保険金の支払いが微少であることから、2000年度はありませんでした。
|
|
|
Copyright © 2001 Nippon Export and Investment Insurance. All rights reserved. |
|
|