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インドネシア/Muara Laboh地熱IPPプロジェクト(融資保険の引受)


2017年1月30日

独立行政法人日本貿易保険

 独立行政法人日本貿易保険(NEXI)は、PT. Supreme Energy Muara Laboh(出資比率:住友商事株式会社35%、Electrabel S.A. 35%、PT. Supreme Energy 30%)がインドネシア西スマトラ州における地熱発電所(80MW)を建設するプロジェクトへの市中金融機関からの融資に対し、保険の引受を決定いたしました。なお、本件は、NEXIとして初めて地下の地熱資源量に係るリスク取る地熱発電事業向けプロジェクトファイナンス案件となります。


 本件は、住友商事株式会社がインドネシアPT. Rekayasa Industri と共同でEPC契約を受注し、富士電機株式会社製の蒸気タービン・発電機を含む地熱発電設備一式を納入、2019年の運転開始を目指すものです。また、融資期間にわたり九州電力株式会社の子会社である西日本技術開発株式会社が技術サービスアドバイザーとして井戸の掘削戦略の策定、井戸の管理及び補充井掘削の計画等においてプロジェクト会社を側面支援します。この事業資金については株式会社国際協力銀行(JBIC)、アジア開発銀行(ADB)、株式会社みずほ銀行(幹事行)、株式会社三菱東京UFJ銀行及び株式会社三井住友銀行が融資を行い、NEXIはこのうち市中行3行の融資に対し保険を引き受けます。日本政府が推進する「質の高いインフラパートナーシップ」の趣旨に沿い、日本の技術力・事業遂行能力・資金力を十分に活用した案件となっております。


 インドネシアは、経済成長に伴い急増する電力需要に対応するため2015年から2019年までに35GWの新規電源を開発する計画を推進しています。同国は米国に次ぐ世界第2位の地熱埋蔵量を誇り、再生可能エネルギーとしても注目され、更なる開発が期待されている分野です。本地熱発電所からの電力は同国電力公社(PLN)向けに商業運転開始から30年にわたって売電され、同国の電力需給に貢献することが期待されています。NEXIが本事業資金をファイナンス面より支援することにより、今後の本邦企業の同国における地熱開発事業機会の拡大、ひいてはこうした再生可能エネルギー開発を含めた国際競争力の維持・向上につながることが期待されます。


 NEXIは、今後も日本の輸出信用機関として本邦企業の海外事業拡大を積極的に支援してまいります。


(ご参考)
融資先 PT. Supreme Energy Muara Laboh
金融機関(NEXIカバー) 株式会社みずほ銀行(幹事行)、株式会社三菱東京UFJ銀行、株式会社三井住友銀行
保険価額 132百万米ドル相当
保険責任期間 約20年
てん補範囲・付保率 非常危険100%(特別非常危険特約付き)、信用危険90%

 お問い合わせ先          営業第ニ部 Tel: 03-3512-7202

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